フジテレビの木曜劇場、2022年10月6日(木)放送分1話のあらすじです。ネタバレ含みます。
これからドラマsilentを見ようか迷っている人。2話を見て、1話が気になった人に。
キュンキュンするところなど私の感想も入っていますのでご了承くださいませ。
silent、泣けます。
1話あらすじ
最初は高校時代の回想シーンから始まります。
青空のもとではしゃぐ紬(川口春奈)に「うるさい(笑)」と返す想(目黒蓮)
silentのタイトルだと「静かな世界」の話だと想像していたので、ギャップを描いているのかなと。これからの展開を想像すると、楽しい雰囲気が逆に切ない感じを想ってしまいます。
そして、二人とも美男美女すぎ
これはきれいすぎる。こんな高校生がいたら学校中の評判になるよ。
高校を卒業し、上京後、渋谷のタワーレコードでバイトをしている紬。恋人の湊斗(鈴木央士)とは同棲を考えていて物件を探している様子。
紬は今は弟の光(板垣李光人)と一緒に住んでいる様子。少し生意気な感じだけど可愛い。
光の顔もかわいすぎる
紬は物件を見に行くために電車を待ちながら、湊斗と電話で話をしていると電車を降りてくる昔の恋人、想を見かけて思わず「佐倉くん!!!」と叫んで追いかけてしまう。
当然電話の先の恋人の湊斗の耳にも届いている。
結局昔の恋人の想は紬に気が付かずに去ってしまったが、想を追いかけたせいで紬は湊斗との待ち合わせに遅れてしまいます。
なんで遅れたの?と知らないふりして聞く湊斗に、悪びれる事もなく、想を見かけて、と回答する紬。なんとなく複雑そうな湊斗の顔。
いやいや、紬、空気読もうよ・・・
夜、湊斗は高校からの友達と飲み屋で呑みながら、昼間の想の話を切り出すと、「想が突然いなくならなかったら、紬とつきあえてないだろ?」と言われてしまう湊斗
えっ!?湊斗、かわいそうじゃない
そして高校時代の回想シーンに
湊斗と想は仲良しの友達だった様子。湊斗は紬とも友達で、湊斗の紹介で想と紬が接点を持つようになる。
お互い気になっている2人をくっつけたのは湊斗。だけど、湊斗はきっと紬のことがずっと好きだったはずなんだけど。
いやぁ高校時代ってこうだよね~!!あるあるだけど、これだけでもう切ない。
湊斗が紬に「彼氏いるの?って想が言ってたよ?」と言ったら「彼氏いない、1人もいない、ぜんぜんいない!!」答えた紬
(いや、彼氏はふつう1人だから)
それは本人に言ったら?と返す湊斗。
そして、すぐに想の元に向かう紬だったけど、照れて全然違う話をしてしまう紬。
ところで想はたいてい何か音楽を聴いていて、この時も音楽を聴いている。
教室で一人音楽を聴いている人って、リアルの高校だとぼっちの行動なんだけどなぁ。美男子だから絵になるのか・・・
通学路、紬が想を追いかけてくる
「好きです付き合ってください」
と想の隣で告白する紬
しかし想はイヤホンをして音楽を聴いているので聞こえていない様子。
想がイヤホンをはずし「ん?なに」
「何聞いてんのって言ったの」
「スピッツ」
「スピッツは知ってる」「ホントに好き」
(この「好き」は直接想に言えないから間接的に行っているのか!?そうなのか!?!)
「あれ好き。ハチクロのやつ」
・・・
「うん。俺も好き」
「ねぇ」
「うん」
「いい」
「青葉」
「ん?」
「好き」
(うをぉお!!言った!想がサクッと告白した!!)
「付き合って」
紬ショートフリーズ
「ん?」
想、振り返り
「す、き」「付き合って」
「え!?」
「えっ?もっかい言う?」
「えっちょっと待って、録音、録音するから」
おいおい!!告白を録音する人がいるって!!きゃ~
(しかし、きょどって録音できず)
紬「よろしくお願いします」
ホントはこの辺りはもっとキュンキュンするので、是非本物を見て欲しい!!
いやぁ、しかし美男美女だわ
そして、想が紬の耳にイヤホンを付ける。流れてきたのはスピッツの「魔法のコトバ」
スピッツ!!いやぁ良いチョイス!!今の若者分かるのかな?と思って20才の子に聞いて見たら当然知ってました。スピッツ、偉大だ。
紬がバイト先で聞いてる曲も、スピッツの「楓」
これ、サビの歌詞が「さよなら 君の声を 抱いて歩いていく」なんだけど、silentの内容にピッタリすぎるじゃん!!って感心。聞いたことない人は、是非聞いて見てください。
現在に戻り、手話で「おまたせ」と想に話しかける桃野奈々(夏帆)のシーン。二人とも笑顔だけど、ナレーションは紬の声で
「好きだった人の、好きになった人はどんな人ですか?」
切ない
湊斗は想が気になって探していた。高校時代の先生を訪ねたり、実家に行ったり。
昔「俺もう青羽いらないから。やるよ。あげる」と想に言われたらしい湊斗。そして想はそれから音信不通になった様子。
紬にも湊斗にも失礼すぎる、ありえない言葉だけど、これまでのシーンからワザと言っているんだぁと思う。
想の実家を訪れた湊斗。もちろん想はいなかったが、妹の萌(桜田ひより)から何とか想の連絡先を聞こうとして、想の耳が聞こえなくなった事を知ってしまう。
ここで湊斗はしゃべらないシーンですが、耳が、湊斗の耳がぴくぴくしてて、これでびっくりしてるけどバレないようにしてる様子が分かりすぎて、この演技凄い!!って思いました!是非見返して欲しいです!!
もう一度話したかった。卒業したあと元気だったか、それだけ知りたかった。
と紬の心の中。
わたしは元気だよって伝えたかった。
そうだよね。わかる。でも想はそれができなからいなくなったんだよって、画面の中の紬に伝えたくなった。1話、全部の部分で切ないなぁ
湊斗が一人飲み屋のカウンター席で呑んでいると、「先生」と呼ばれる春尾正輝(風間俊介)が現れ、店主と手話を交えながら話をし始める。
それが気になる湊斗は、正輝に自分から話しかける。話の流れで「もしよかったら」と手話のチラシを渡されるけど「できれば覚えたくないですね。また普通に話したいです」と湊斗。
普通に話すって何?って考えさせられるシーンです。例えばこのブログもあなたに話しかけているつもりですし、実際の後天性の難聴の人は、言葉を発生することは出来る人も多いと聞きます。もちろん自分の発生する声は聞こえませんが、昔の記憶を頼りに体が覚えているみたいです。一方で先天性の難聴の人は、自分の声を全く聞いたことが無いので発生は難しい。でもボカロとかの音声読み上げの技術もあったりして。もちろん、このsilentでの「普通に話す」っていうのは、昔のように自分の声と声で話すって意味だと思いますが、手話も言語ですし、その人達にとっての普通は手話だろうし。ってたぶんここまで含めて「普通に話す」ってセリフなんだと思いますが、これからの展開に期待です。(長くなりましたすみません)
しかし、奈々を演じる夏帆の手話凄いですね!!圧巻です。これだけで見る価値あります!
紬が湊斗と帰り道、「私ね、佐倉くんの声が好きだったんだ」と紬
佐倉想がもう話せない事を知っている湊斗は、立ち止まって泣き始めてしまう。
やきもちを焼いた?と勘違いした紬は「あっ、私、湊斗の声大好きだよ」と湊斗に言い、仲良く手をつないで帰ります。
そして、紬と湊斗が同棲する部屋の内見に向かう日、紬と想がついに再開します。
それは以前に紬が想を見かけた駅。紬がイヤホンを落として転がった先
そこに「想」がいました。
逃げるように去っていく想
追いかける紬
マシンガントークでまくしたてる紬。だけど反応しない想に向かって
「そんなに私と話したくない?」と紬
観念した想は、悲しそうな顔で紬に手話で話かける
「声で話しかけないで」
「えっ」
「一生懸命話されても、何言ってるかわかんないから」
「聞こえないから」
「楽しそうに話さないで、嬉しそうに笑わないで」
「いつか電話もできなくなる、一緒に音楽も聴けない、声も聞けなくなる」
「そうわかってて一緒にいるなんてつらかったから」
「好きだったから」
紬も想も泣き顔
手話部分は字幕が出ているので内容が分かりますが、きっと字幕がなくても表情などから内容は伝わったでしょう。そんな想いあふれる素晴らしいシーンです。
「俺たち、もう、話せないんだよ」
「うるさい」「お前、うるさいんだよ」
と泣きながら、想が去っていきます。
1話最初のシーンの雪の中で想が紬に「青葉の声、うるさい(笑)」から、最後の「お前、うるさいんだよ(泣)」の繋がり泣けます。
いやぁ、どんな話かと思って見たけど、1話から切ない話で、だけど引きこまれてしまいました。
湊斗、当て馬なんだよね・・・いいやつだと思うのに。いやいや、幸せになって欲しい!!2話以降にも期待です。
2話は10月13日(木)22時から。
1話の見返しは、GYAOかTVer、FODで。
通常のTV放送バージョンに加えて【解説放送版】があって、これは画面を見なくても音だけで動きが分かるようになっているので、見るのが難しい人や、なにかの作業しながら確認するのに使えますよ。