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東京都知事選挙のポスターはイタズラ?問題。法律的には大丈夫なの?

東京都知事選タイトル

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2024年7月7日(日曜日)に東京都知事選がありますが、そのポスターが問題になっています。怒り心頭な人も多い異常な状況です。

法律的に大丈夫なのでしょうか?

目次

東京都知事選のポスター写真

私が最初に気が付いたポスターがこちらです。

文京区のポスター
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明らかにピンク色のポスターが張られていて、昔のピンクチラシみたいです。24か所の立候補者の所に選挙に関係なさそうなポスターが貼られています。

ピンクチラシとは、公衆電話が沢山使われていた時代に、公衆電話に貼られていた小さなチラシで、男性向けの怪しいサービスの案内が書いてあるもの。

場所によって状況は異なり、芝公園の付近では普通の光景でした。健全な印象です。

港区
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比べて見ると明らかにイタズラに見えますが、公職選挙法は厳しいので勝手な事は出来ないハズです。

イタズラと考えるのは早計かもしれません。さて、さて。

これは誰かのいたずら?

これはイタズラじゃないと考えた理由の一つがこちらです。

実は最初に東京都知事選のポスターで話題になったのは別の話で、裸にモザイクをかけている女性のポスターが貼られているというものでした。

これが公職選挙法で禁止されているかどうかが問題ですが、

公職選挙法では問題では無いのです。これも一見すると選挙のポスターというより、イタズラに見えます。

ただ、この内容はかなり問題視されていまして、公職選挙法ではどうする事も出来なかったのですが、それでは、と、警察庁から迷惑防止条例の観点で指摘を受け、立候補者がはがすことになりました。

その後は別のポスターが貼ってあるところが多いです。

上記のように、たとえ多くの人に問題があるように映っても、法律的には問題ない場合がありますし、逆に考えると法律で厳しくされている事ですので、誰かが勝手にポスターを貼ることはできないんです。

そこで詳しく調べると、政治団体「NHKから国民を守る党(NHK党)」が仕掛けたものでした。

法律的に大丈夫なのか

公職選挙法で禁止されているのは、「他の候補者を応援するポスターを張る事」です。

選挙の立候補者は、掲示板の決められた番号の1か所にしかポスターを貼れません。当然ですよね。

例えば私が立候補したと仮定して、ここで掲示板に沢山のポスターを貼ることができれば目立って選挙に有利になる!と考えて、友達に立候補してもらい、本来は友達が貼るスペースに自分のポスターを貼ってもらったり、自分を応援するポスターを貼ってもらおう。なんてことが出来ないように、きちんと法律で決められているのです。

なるほど、当然の気がします。

ですが、法律では選挙に関係ない(ように見える)ポスターを貼る事を禁止していないんです。

なので、選挙に関係ない(ように見える)ポスターを貼ることができてしまいます。(細かいルールはあるので、そこは守って作成すればOK)

つまり、法律的には「書いていないから」問題ないのです。

詳しい仕組み

どういった仕組みで行っているのかと言うと、実際に「NHKから国民を守る党(NHK党)」関連で24人の候補者が立候補しています。

そこの24人の掲示部分を希望者に販売しているのです。

驚きの方法ですよね。

都内に約1万4000か所ポスターの掲示場所がありますが、NHK党に寄付すると、掲示場所1か所に最大24枚のポスターを貼ることが出来るというものです。寄付金は現在は2万5000円で、6月1日~19日は1万円でした。

これも、公職選挙法で禁止されていないんです。そもそもそういう考えを思いつく人が今までいなかったというのが正確かもしれません。「書いていない」んです。

ところで東京都知事に立候補するには供託金300万円が必要です。つまり24人で7200万円の供託金が必要です。

供託金の目的は売名行為や泡沫候補の乱立を防ぐためのもので、選挙によって金額など違いがありますが、東京都知事選の場合には300万円で、有効投票総数の10分の1を得る事ができれば返還されます。

1か所2万5000円と考えると、2880か所以上売れれば供託金が戻ってこなくても儲けが出る計算ですね。

6月22日時点では1000~1500の販売数のようですが、果たしてどうなるのでしょう。

この「法律としては問題ない」問題ですが、実際に色々と実務的な問題が起きています。

問題になっていること

ポスターの掲示枠が足りない

ポスターの掲示場所は、最大48人分用意されています。3×16か4×12の48か所分。

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いままではコレで足りていましたが、今回NHK党が24人立候補したことで全部で56人になりました。

もちろん前例がない事です。結論としては49人目に立候補した人~56人目までは、クリアファイルに入れたポスターを枠の外に貼るということになりました。

また、クリアファイルにクリアファイルは貼れませんので、スペースが無くて横に貼れなければ下に貼るとのお達しです。

これは大変ですね。雨風で吹き飛んだりしないでしょうか、心配です。

政見放送の時間が長時間になってしまう

問題の2つめは、政見放送です。

選挙に立候補すると、TVで自分の主張をすることができます。

NHKでは各候補2回ずつ放送されますが、6月24日(月曜日)~6月28日(金曜日)、7月1日(月曜日)~7月4日(木曜日)の6時~と23時~で、11時間超え。

MXテレビでは各3回ずつ放送され、28時間超えの予定です。

政見放送の予定表はこちら(東京都選挙管理委員会)

時間が長すぎる。

政見放送は重要なことですし、勝手に削ることはできませんが、これだけ多いと自分が欲しい情報が埋もれてしまいそうです。

全体的に次回の選挙で改善されることを祈っています。と言うより、それも含めて投票に行かないといけませんね。

法律には記載されていないからOKという理論ですが、後日いろいろと問題が発覚した選挙という意味で伝説になりそうな予感です。

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